ご利用者の身体の状況やご要望に沿って、短期、長期の目標を定めた訓練を行います。温熱療法で鎮痛・代謝を促進した後、セラピストの指導により機器を使用した機能訓練を受けていただきます。また、運動を楽しく継続するために心理学の「行動変容」を用いたり、コミュニケーションを大切にした専門的なリハビリテーションを取り入れるなど、継続して訓練を行えるよう様々な工夫をしています。起き上がり動作・トイレ動作・移動動作等、ご自宅での生活を安心して続けられるように、日常生活動作に沿ったメニューが中心になります。
ご利用者ご自身のできることを引き出すことも、リハビリの大きな役割です。
目標とリハビリを受けた回数が一目でわかるカードは、モチベーションアップにつながります。
体の奥まで温熱効果をもたらす
マイクロ波治療器
深部まで温めることで血行を良くし、筋肉の緊張を取り除きます。肩や腰、膝などの痛みの軽減や関節の循環を改善します。
筋肉の強化に
ダブルニー(左)・チェストプレス(右)
ダブルニーは主に大腿四頭筋やハムストリングスを、チェストプレスは大胸筋、三角筋、上腕三頭筋を鍛えます。
ストレッチ効果抜群
助木
肩関節の可動域増大が図れます。立ち上がり訓練にも活用できます。
片マヒの肩関節の運動に
上肢交互運動器
麻痺がある側の腕の他動運動を行い、肩関節の可動域の増大と筋力増強に効果的です。
全身運動を安全に行う
ニューステップ
全身を鍛えます。体力低下を防止し、歩行や立ち上がり等の安定がはかれます。
歩行トレーニングに
簡易平行棒
歩行を助けるための器具です。できるだけ平行棒への負荷をかけずに歩行ができることを目指します。
安全な歩行のために
階段昇降
階段や段差などのつまずきやすい場所の感覚を覚え、また、足の上げ下げにより筋力を鍛えることを狙いとしています。
転倒予防に効果的
エルゴメーター
脚の筋力の増強と心肺機能の向上が図れます。転倒予防や歩行の安定にも効果的です。